朝はいつもの、チャイとプチパンをベランダで食べる。
朝に日をあびるのは、体にいいらしいし、外気にふれると、しゃきっとした気分になる。
ひるごはん
- 鶏きゃべつ
- ポテトサラダ
- ほうれん草とベーコンのバター炒め
- お味噌汁(しいたけ、しめじ、ネギ)
- ごはん
- 柿
鶏きゃべつは、昔買ったLEEのムック本、高橋永順の「永順のしあわせごはん」にのっていたレシピで、ずっと作り続けているもの。(この本はもう販売されていない)
鶏もも肉を、皮目を上にして鍋に入れ、水(1カップ)酒(50cc)醤油(100cc)にんにく、生姜のスライス、小口切りにした赤唐辛子(種はのぞく)を加え、中火で30分位煮る。別の鍋できゃべつのざく切りをさっと茹でる。ひと口大に切った鶏もも肉と、茹でたきゃべつを皿にならべ、上から鶏の煮汁をまわしかけて、できあがり。
きゃべつで鶏肉をくるむようにしてたべると、とてもおいしい。
高橋永順さんはフラワーアーティストで、花ももちろん素晴らしいのだけど、料理も素晴らしくて、大好きな人。大らかで繊細な、独特の美意識のある人なのだ。最近はあまり本が売られてなくた、さびしい。
ポテトサラダはさらし玉ねぎとハムを入れた。
ほうれん草のバター炒めはたまにたべたくなる味。ほうれん草は茹でると、しゅうんと縮んでしまうので、なんだか損した気分になる。ひと束まとめて茹で、少量を翌日のパスタ用にとっておく。
よるごはん
- チキンライス
チキンライスは池波正太郎の「食卓の情景」に書かれているのを読んで、俄然たべたくなり、つくるようになったメニュー。鶏肉と野菜とごはんを炒めて、ケチャップ、ソースで味付けするだけだけど、なんだかうまくて、ちょくちょくつくる。
池波正太郎は、とくに旅先で好んでたべていたらしく、「旅へ出ると、毎日でもよい」と書いている。
旅先では、どこでたべてもたいして味のちがいのないチキンライスよりも、その土地の料理がたべたい気をするが、池波正太郎の旺盛な食欲なら、土地のものをたべた上でさらに、チキンライスもたべていたのかもしれない。この本は、おいしそうな料理がたくさん出てきて、お腹のすくこと、おびただしい。
洗い物をしていると、正面にあるソファでくつろぐワンコと、よく目が合う。
ひざ掛けとクッションを自分好みに整えるとき、とても生真面目な表情になるのが、おかしい。
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