朝ごはんはチャイと、プチパンにはちみつとチェリージャム。チャイにいつも入れるシナモンパウダーが欠品していたので、シナモン抜きで、生姜とローリエと豆乳、黒糖とはちみつで作る。
ひるごはん
- ドライカレー
- みかん
玉ねぎ、にんじん、ピーマン、ニンニクをみじん切りにする。ニンニクを炒めて香りをだし、豚ひき肉を入れ、色が変わるまで炒める。玉ねぎ、人参、ピーマンも加えよく炒め、水をひたひた位までそそぎ、カレールウ(今日はフレークタイプのものを使った)入れ、溶かす。味をみながら、カレー粉、ケチャップ、フレークオニオンなどを足して、味を整える。
皿にごはん(バターを混ぜてバターライスにした)を盛り、ドライカレーをのせ、真ん中をくぼませて卵黄をのせる。(わたしは生玉子が苦手なので、ぬき)
ドライカレーは、たいてい家にある野菜と、ひき肉とカレールウさえあればできるし、煮込む必要もないので、とても簡単。
よるごはん
- カレー雑炊
昼のドライカレーを少し鍋に残しておき、昆布かつおだしと白だしを入れて煮立てる。ごはんを入れて、よく味をふくませ、仕上げにとろけるチーズを入れる。
食後はコーヒーとくるみのビスケット。
楊海英の「墓標なき草原」を読み終える。内モンゴルで起こった文化革命についてのノンフィクションで、すごく重い内容だった。ミステリーが好きなので、残酷な描写にはなれているけど、それでもなおきつかった。それが実際にあったことなのだと思うと、ますます苦しくて、読み終えるのが辛かった。何もできないけど、せめて読み切ろうとこらえて読んだ。人間はどこまでも残酷になれるから、悪意に正当性を与えてはいけないと思う。どんなに立派な大義があっても、悪いことは悪い。正義を貫くための不正義は、ただ不幸な人をうみ、悪意の連鎖をおこすだけだ。過去の過ちを認めずに、どんどん経済力で強くなっていく中国という国を、とても恐ろしく感じる。国の問題は難しいけれど、内モンゴルに少なからぬ影響を与えてしまった日本も、このまま見てみぬふりでいいものなのか、とも思う。
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